休業手当の計算式を知りましょう！

休業手当は、休業させた日について少なくとも平均賃金の１００分の６０以上の額を支払わなくてはなりません。
本日は休業手当を実際に計算してご説明いたします。
　　
 

休業手当の計算　

（例）Ａさんの休業手当はいくらでしょうか？
　

時給　　　　　　　　　１．０００円

所定労働時間　　　　　　　８時間　　

Ａさんの1日の賃金は
　　　　
１．０００円×８時間　＝　８．０００円になります。

この場合の平均賃金＝　８．０００円といたしますと休業手当は平均賃金の６０％ですので、

　　　　
∴　　８．０００円×６０％　＝　４．８００円となります。

つまり賃金の代わりに、休業手当として４．８００円を支払うということです。

社会保険労務士　杉山　正弘　（埼玉県川越支部）